ALBUM　子どもたちの記録

２年生６７人で秋晴れの一日、昇仙峡を散策しました。約４.５ｋｍという長い道のりを友だちと励まし合いながら歩き、無事に仙娥滝の景観を楽しむことができました。 紅葉にはまだ少し早かったのですが、せせらぎの音を聞きながら、有名な岩や川の様子に興味をもったり、昆虫の冬越しの準備を見つけて立ち止まって観察したり、 大きな岩から生えている木にみんなで驚いたりしながら歩きました。いろいろな発見を楽しみながら歩いている途中、一般のお客さんとすれ違う度に元気よく「こんにちはー！」と あいさつすることもできました。道を譲られることもしばしばありましたが、その時にも「ありがとうございます！」と、気持ちの良い挨拶をしていました。
昼食をとった後の影絵の森美術館では、暗い部屋の中で輝く影絵に感動し、自分の好きな作品を探しながら鑑賞しました。 作品に顔を近づけてよく見ると、かみそりで切った感じが生々しく、その精緻な仕事ぶりに「いったいどれだけの時間をかけているのかなあ」と思わずつぶやいている子もいました。
最後にロープウェイに乗って頂上まで登りました。あいにく富士山は拝めませんでしたが、パワースポットで手を合わせている子もいました。 「歩く」ということをテーマに取り組んだ遠足ですが、弱音を吐く子が誰もいなくて、目標を立派に達成しました。盛りだくさんな１日でしたが、満足した様子の６７人でした。