ALBUM　子どもたちの記録

先週は最先端の科学技術を結集したリニア見学センター、今週は打って変わって300年以上の伝統ある技術を今に伝える若草瓦会館に行ってきました。 鬼瓦が伝統工芸品であることや、鬼瓦に込められた先人の想いや願いなどの話を聞いた後、事前に描いたデザイン画をもとにオリジナルの鬼面瓦をつくりました。 施設の方にコツを教えていただきながら、鼻や眉毛、目、口などのパーツを組み立てていきました。 強そうな表情、ユニークな表情、笑った表情、困った顔というように、一人ひとりが違った、オリジナリティあふれる作品ができました。 作り終えた子どもたちからは、「楽しかった」「想像以上につくるのが難しかった。」「デザインと変えたところもあるけれど、うまくできてよかった。」 という声が聞こえてきました。山梨の伝統に触れることができ、子どもたちにとって大変貴重な体験になりました。 瓦会館の３人の指導員の方たちからは、「大変落ち着いた態度に驚きました。」 「３・４年生が作りに来ることが多くて２年生はあまりありませんが、出来栄えはたいへん見事です。」 「立派な作品に焼き上げます。コンクールに入賞できるといいですね。」と、それぞれ話してくださいました。
甲府城のしゃちほこ（しゃち瓦）はここで作ったそうです。機会があったらお城の屋根を見上げてみてください。