国際バカロレア

国際バカロレアとは何か

2019年2月8日、山梨学院幼稚園・山梨学院小学校は「国際バカロレアPYP」認定校になりました。学校教育法第一条に規定されている学校で、幼小9年間の国際バカロレア(PYP)として認定されたのは、山梨学院が全国初です。(単独では、幼稚園は全国2園目、小学校は全国4校目)

国際バカロレア(International Baccalaureate)は、国際バカロレア機構(本部:ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムです。生徒の年齢に応じた教育プログラムを提供し、国際的な視野を持った人材を育成しています。2019年2月現在、世界140以上の国・地域にある5,277校で実施されています。

国際バカロレアはその使命について次のように示しています。
「国際バカロレア(IB)は、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。
IBのプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。」
(IBO What is an IB education? 日本語版2014より)


IBの学習者像を中心にすえたプログラムモデル


なぜ国際バカロレアが必要か

子どもたちが大きくなった頃には、私たちが想像もしていないような世界になっていると言われています。
アメリカ・デューク大学の経済学者キャシー・デビッドソン氏によれば
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就くだろう」と予想されています。
先の見えない時代だからこそ、そんな時代に生きる子どもたちには、自ら学ぶ力、生涯学び続けられる力、自分とは考えの異なる人とも協力し問題を解決していける力を身につけていってほしいと私たちは願っています。
たとえどんな状況であっても、世界の平和を願い、自ら未来を切り拓いていけるたくましい人になってほしい、そのために、本学は国際バカロレア教育を導入したいと考えました。国際バカロレアの導入は、未来を生きる子どもたちへのエールなのです。


テーマをもとに子ども自身が主体的に学習に取り組みます。


教師はあくまで支援する立場で接し、児童の思考判断を尊重します。

PYPとは何か

PYP(Primary Years Programme)は、3歳~12歳を対象として精神と身体の両方を発達させることを重視して国際バカロレアが定めた初等教育プログラムです。 グローバル化が進む今日欠かすことのできない、 人々に共通なテーマとして掲げられている教科の枠をこえた6つのテーマを探究していきます。

PYPで取り組む、教科の枠をこえた6つのテーマ
Transdisciplinary Themes

◆Who we are / 私たちは誰なのか

◆Where we are in place and time / 私たちはどのような場所と時代にいるのか

◆How we express ourselves / 私たちはどのように自分を表現するのか

◆How the world works / 世界はどのような仕組みになっているのか

◆How we organize ourselves / 私たちは自分たちをどう組織しているのか

◆Sharing the planet / この地球を共有するということ

(IBO Towards a continuum of international education日本語版2014より)

国際バカロレアの学習者像(目標) IB Learner Profile 

PYPには10の学習者像があり、以下の図のような姿を目指して学習を進めていきます。

PYPでは、子どもたち自身が夢中になって主体的に探究していくことがとても大切にされています。それはまさに「熱中して取り組むなかで「自ら学ぶ力」を身につけていく」という本学の教育と一致しています。 本学の教育と、国際バカロレアPYPという世界標準の教育とを重なり合わせることで、山梨の子どもたちに世界標準の探究型教育を提供していきます。

【山梨学院PYPプログラム 探究ユニット(単元)を9年間分作成】

幼稚園では4つ、小学校では6つのテーマを毎年探究するカリキュラムを作成しました。 多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目指します。

国際バカロレアについて詳しくは文部科学省IB教育推進コンソーシアムhttps://ibconsortium.mext.go.jp/をご覧ください。

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